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【山形】マイコプラズマ肺炎が流行・インフルエンザなどとの「ダブル感染」も 11/14

全国的に大流行している「マイコプラズマ肺炎」の患者数が県内でも急増している。他の感染症も流行のピークを迎えるこれからの時期、予防のためにどんな対策をすればいいのか聞いてきた。

山形市にある「橋本こどもクリニック」。14日も保護者に付き添われた子どもたちが訪れていた。

マイコプラズマ肺炎は小学生から中学生くらいの子どもが多く感染し、乾いたせきが長く続く。せきやくしゃみによる「飛沫感染」と「接触感染」でうつると言われ、潜伏期間が2週間から3週間と長いのも特徴。

(橋本こどもクリニック・橋本基也院長)
「治った後もしばらくうつすことがあるかもしれない。うつされてもすぐ気づかないで、長い期間が症状が出るまでに必要な場合もある」

県衛生研究所によると、11月10日までの1週間に県内で確認されたマイコプラズマ肺炎の患者数は11人。今年に入ってからの患者数は117人で、おととし6人、去年4人だった年間患者数を大幅に上回っている。

(橋本こどもクリニック・橋本基也院長)
「コロナ以降、自然に生活の中でウイルスの活動量が高くなっている中で、コロナも終わってきて生活が普通に戻ってきているので感染しやすいというのがある」

そしてこれからの時期に心配されるのがインフルエンザなどの他の感染症との「ダブル感染」。橋本院長は「ダブル感染しても症状はそれほど重くならない傾向はあるが、重症化のリスクもあり注意が必要」と話す。

県衛生研究所のデータではインフルエンザの患者数は過去5年間を平均すると、11月半ばから増加し、年明けに流行のピークを迎える傾向がある。これからの時期はより一層の感染症対策が必要となる。

(橋本こどもクリニック・橋本基也院長)
「免疫力を高めるにはお子さんであれば"よく遊んで・よく食べて・よく寝る"のが一番需要なこと」

橋本院長によると「手洗い・うがい・消毒」の基本的な対策はもちろん、「自分が生活するエリアでどんな感染症が流行しているかの情報を知ることが重要」。



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