雪のシーズンの到来を間近に控え、米沢市の除雪ステーションで除雪車の出動式が行われた。
出動式は、米沢市と福島県を結ぶ東北中央道の除雪を担当する「東北中央道維持出張所」と、国道13号の除雪を担う「栗子国道維持出張所」が合同で行った。
出動式には、国と山形・福島の両県警の担当者、作業を担当するオペレーターなど計62人が出席した。
国土交通省福島河川国道事務所によると、2つの路線では大雪に伴う通行止めが年に数回起きていて、2022年度には2つの路線が同時に通行止めとなるケースも発生している。
出動式では、こうした豪雪地帯での作業の安全と冬の期間の無事故を出席者全員で祈願した。
その後、除雪車の鍵が作業員に手渡されると、作業員はさっそく車両の点検を行い、3台の除雪車が福島市方面へと出発していった。