長井市の白つつじ公園では、公園に植えられた貴重な古木を守る雪囲いの作業が進められている。
長井市中心部にある白つつじ公園には、約3000株のツツジが植えられている。
中でも、市の天然記念物で樹齢が750年以上とされる古木の「七兵衛つつじ」は、公園のシンボルとして親しまれている。
古木の雪囲いは毎年11月に行われるが、今なお株が成長を続けているため、前の年と同じような囲い方をできない難しさがある。
また、たまった雪が落ちて枝が折れた年もあり、毎年、どう囲うかを慎重に検討しているそう。
(作業員の会話)
「これ短すぎっか?」
「4枚か4枚。一番長いの4枚」
ことしは、株ごとに小さな囲いを作り、それを組み合わせて古木全体を覆うこととし、11月7日から作業が始まった。
囲いは最も高いところで約7メートル。この日も5人の作業員が柱や板の位置・角度を細かく確認しながら、貴重なツツジの冬支度を進めていた。
順調に進めば、作業は今週中に終わる見込み。