7月の大雨で被害があった酒田市の「玉簾の滝」が仮復旧し、8日からライトアップが始まった。
玉簾の滝では、8日の本点灯を前に、7日夜に試験点灯が行われ、薄い光に照らされた滝が雨の中に浮かび上がった。
ことし7月の大雨で、滝につながる遊歩道に流木が押し寄せ、通行ができなくなった。
また、滝を照らす照明の台座も流された上、滝つぼには土砂がたまり、お盆の時期に行われる恒例のライトアップは断念せざるを得なかった。
滝つぼの両脇にはこれまでにはなかった土砂の山ができ、滝の落ち口も少し削り取られた。そこで立ち上がったのが地元の住民やボランティア。
遊歩道と滝つぼの流木や土砂を撤去し、今回、仮復旧にこぎつけた。
(酒田市升田区自治会・池田善幸さん)
「信じられないくらいの大雨でどうなるんだろうと思ったが、以前の姿に戻ったのかなと」
ライトアップは8日(金)~10日(日)の午後5時~午後9時まで行われる。
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