県内有数のリンゴの産地・東根市で、主力品種「ふじ」の立木審査会が開かれた。ことしは実が大きく色づきも良く、近年で最も良い出来だという。
ふじの立木審査会は、東根市果樹研究連合会が技術力の向上を目的に毎年行っている。
6日、若手農家や市・県・JAの職員などが参加して、市内6地区・11の園地で色づきや大きさ・着果量などを審査した。
2023年は夏の高温と少雨の影響で、小ぶりで色づきも良くなかったというが、ことしは春先の霜の影響もなく、夏場にしっかりと雨が降ったため生育は順調。
実が大きく色づきも良く、気象条件に悩まされることの多かった近年の中でも最も良い出来だという。
(東根市果樹研究連合会・岡崎広良会長)
「収穫するまで一つひとつおいしいリンゴをお届けできるよう、細かい作業を丹念に行ってお客に届けたい」
今後、気温がさらに低くなれば色づきも増していくという。ふじの収穫は11月中旬がピーク。
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