3連休の最終日、県内は各地で晴れてお出かけ日和となった。寒河江市でたくさんのスポーツを体験できるイベントが開かれ、子どもたちがスポーツの秋を楽しんだ。
寒河江市で行われた「マルチスポーツフェスタ」は、子どもたちにさまざまなスポーツに触れる大切さを伝えたいと開催された。
1000円でフリーパスを購入すると、約30種類のスポーツをいくつでも体験することができる。
屋内では、最新のAR技術を使ったスポーツ「HADO」が体験できた。
「HADO」はドッジボールのような競技で、専用のゴーグルとアームバンドを着けて腕を前に突き出すと、ボールが飛び出す仕組み。
(小学3年生)
「パンチすると球が出て、相手のシールドを割る。ねらいを定めるのが難しい」
(小学3年生)
「パンチができて楽しかった。1回目は勝てたが、2回目は負けた」
屋外では、バスケットボールなどの定番スポーツをはじめ、フランス発祥の球技「ペタンク」や、障害物競走の「オブスタクル」などの珍しいスポーツも。
(小学2年生)
「木のハシゴのようなところが難しかった」
(小学4年生)
「いろいろなスポーツを体験できるからすごく楽しいしうれしい」
そして、ひときわ注目を集めていたのが...。
(リポート)
「こちらがパルクールの会場です。障害物を使ってスピードや芸術性を競う競技。どんな動きなのでしょうか」
「パルクール」はフランス軍の"走る・跳ぶ・登る"などの「移動トレーニング」が由来の競技。
障害物を飛び越えたり宙返りをしたりと、美しくアクロバティックな動きで観客を魅了していた。
(主催した荒木優希さん)
「複数のスポーツをすることをみなさんに伝えて、スポーツがより自由に楽しくなればと開催した。子どもたちが楽しく自由にスポーツできることが一番。そこが叶えられればいい」
行楽日和となったことし最後の3連休。
子どもたちにとって、スポーツの秋の最高の思い出となったようだ。