県内の最新の有効求人倍率は、1.37倍で前の月と同じ水準となった。
山形労働局が発表したことし9月の雇用情勢によると、仕事を求める人1人に対して何件の求人があるかを示す「有効求人倍率」は1.37倍で、前の月と同じ水準だった。
また、新規求人数は7995人で、前の年の同じ月と比べると10.4%減り、2カ月ぶりに減少した。
新規求人を業種別にみると、「建設業」が1116人で前の年の同じ月に比べて0.2%増加した。
一方、「製造業」「卸・小売業」「宿泊業」「飲食サービス業」など多くの業種で減少した。
山形労働局は「県内の雇用情勢は高水準を維持しているものの弱まりの動きが見られる」「今後も物価高騰などが雇用に与える影響に留意する必要がある」としている。
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