秋の褒章の受章者が発表され、県内からは15人が選ばれた。パリオリンピックで金メダルを獲得した県関係選手の2人も受章している。
農業や商工業など、その道一筋に励み模範となった人に贈られる「黄綬褒章」には、東根市の理容師・植松行雄さん(70)、鮭川村の建設会社代表取締役・川田幸一さん(66)、山形市の測量設計事務所代表取締役・小林敏郎さん(63)、山形市の土地家屋調査士・東海林健登さん(66)の4人が選ばれた。
公共の仕事に尽力した人に贈られる「藍綬褒章」には、尾花沢市の元市防犯協会副会長・阿部巖さん(86)、米沢市の調停委員・江部寛さん(70)、中山町の町消防団副団長・大津光弘さん(54)、最上町の保護司・小川信昭さん(76)、河北町の町消防団団長・古関正彦さん(63)、山辺町の町消防団副団長・後藤昌広さん(55)、鶴岡市の学校法人理事長・齋藤哲さん(63)、尾花沢市の市消防団団長・土屋典雄さん(71)、金山町の調停委員・早坂伊兵衞さん(69)、大石田町の町消防団団長・早坂和義さん(61)、酒田市の元農林業センサス調査員・若松正義さん(80)の11人が選ばれた。
このほか、県関係ではスポーツ振興に功績があったとして、パリオリンピックのレスリング女子76キロ級で金メダルを獲得した山形市出身の鏡優翔選手(23)と同じく女子62キロ級の金メダリストで父・康年さんが酒田市出身の元木咲良選手(22)が「紫綬褒章」を受章している。
受章者への伝達式は11月8日、山形市の文翔館で行われる。