図書館の職員がおすすめの本を選ぶ「県図書館大賞」の受賞作の展示が県立図書館で行われている。ことしは、表紙に着目し、24作品が選ばれた。
山形市の県立図書館に並ぶのは、ことしの「県図書館大賞」を受賞した本。
「県図書館大賞」は、県内の公立図書館や高校・大学などの図書室で働く職員が、毎年テーマに沿った本を選んで投票して決めるもので、ことしで10回目になる。
ことしのテーマは「ジャケットが素敵な本」。
読む人に表紙を見て、どんな内容の本なのか興味を持ってもらえればと、このテーマに決まったそう。
大賞に選ばれたのはデザインや手触り・厚みなどにこだわった24作品。
県立図書館の職員おすすめの「乙女の本棚」は、2016年に第1弾が発売され、現在まで43作品が出版されているシリーズ本で、中高生など10代を中心に人気。
中原中也や江戸川乱歩・太宰治などの文豪の名作の表紙を、現代のイラストレーターが自由な感性で描いている。
(県立図書館企画課・結城芽依主事)
「気に入ったジャケットを見つけ、一緒に飾ってあるポップも見てもらい、お気に入りの本を探してほしい」
受賞作の展示は山形市の県立図書館で12月14日まで。
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