太陽光発電の投資を募り、いわゆる「オーナー商法」を行った疑いで酒田市のベンチャー企業元代表の男ら6人が逮捕された。
30日、預託法違反の疑いで大阪府警に逮捕されたのは、酒田市の投資べンチャー「チェンジ・ザ・ワールド」の元代表取締役・池田友喜容疑者ら6人。
チェンジ・ザ・ワールドは、「スマホで買える太陽光」との宣伝文句で、2017年から太陽光発電設備を購入し共同のオーナーになれば、電力を売った分の収入が得られるとうたう、いわゆる「オーナー商法」で資金を集めていた。
この商法は2022年6月に預託法が改正されて原則違法となったが、池田容疑者らは改正後も事業を続け、男女4人に約218万円相当の設備を販売した疑いがもたれている。
チェンジ・ザ・ワールドは2023年2月に破産手続きを開始し、破産管財人によると、負債額は38億円を超え、債権者は1万2000人以上にのぼるという。