天童市で、人気の紅葉スポット・県総合運動公園のイチョウ並木が見ごろを迎えている。青空のもと、多くの人が黄金色に輝く晩秋の風景を楽しんでいた。
(リポート)
「ずらっと一直線に続くイチョウ並木。ことしも見事な黄色いトンネルが完成しています。青空に鮮やかな黄色が映えてとてもきれいです」
天童市の県総合運動公園西側にあるイチョウ並木。
全長244メートルにわたって74本のイチョウの木が植えられていて、人気の紅葉スポットとなっている。
ことしは先週から色づき始め、まさにきょう(31日)見ごろに入った。
青空が広がり日が差すと暖かく感じる気持ちの良い天気の中、平日にも関わらず市の内外から多くの人が訪れ、ゆっくりと歩きながら黄金色に色づいたイチョウ並木を眺めたり写真に収めたりして楽しんでいた。
(鶴岡から)
「この紅葉を見たくて調べて来た。お花を作った。紅葉フォトを調べたら出てきて、作ってみたいと思って作った」
(天童から)
「先週も来てあまりまだ色づいてなくて、今週ぐらい、いいかなと思って来た。すごくきれい。子どもと一緒に見られてよかった」
(寒河江から)
「曲がりくねった道よりも一直線を見渡せるというのがすごく景色がいい。青空とイチョウの黄色がきれいで、すごく見ごたえがある良い風景だと思う」
このイチョウ並木は見ごろの間、日没からのライトアップも行われていて、日中とは一味違う幻想的な雰囲気を味わうことができる。
見ごろは来週中ごろ(11月6日)まで続くという。