菊の愛好家たちが育てた鉢植え・盆栽などの栽培技術を競う菊花大会が、南陽市で開かれた。
南陽市の花公園を会場に開かれている「南陽の菊まつり」に合わせ、毎年、菊花大会が開催されている。
会場には、南陽菊花会の会員23人が丹精込めて育てた563の作品が並んでいる。
30日に行われた審査で、大菊の三本立を中心に29の部門でそれぞれに賞が決められ、審査員が丈と花のバランスや花びらの厚みなどを見比べながら優れた作品を選んでいた。
審査の結果、最優秀にあたる内閣総理大臣賞には高畠町の岡崎國博さんが育てた「大菊の三本立厚物」が選ばれた。
(審査員長・松浦恵三さん)
「素晴らしいです。全国の菊花大会見てきたがそん色ない。赤・白・黄色・ピンクの彩りをみて、心が少しでも豊かになってほしいと思っている」
作品の展示は、南陽の菊まつりが終わる11月6日まで行われている。