リーグ戦が残り2試合となる中、6位との勝ち点差「1」をキープしているモンテディオ山形。次節の水戸戦を前に練習が公開され、選手たちは「次も必ず勝つ」と誓っていた。
クラブ最多タイの7連勝中で、現在7位の山形。
昇格プレーオフ圏内6位との勝ち点差は「1」で残り2試合、勝つしかない。
そんなチームを後押ししようと、30日の練習にも多くのサポーターが訪れていた。
(サポーター)
「攻撃陣の爆発に期待したいので、土居選手・レレ選手(ディサロ)のゴールに期待したい」
「後藤選手がシュートを止めてくれているので勝っているのかなと。本当になくてはならない存在」
いま山形の連勝を支えている一つが『粘り強い守備』だ。
熊本戦では倍以上のゴールを浴びせられるも、安定した守備で無失点で試合を終えた。
その守備でチームを支えるのがキーパー・後藤雅明選手。後藤選手は清水戦で相手のシュートを左手1本で止めるなど、ここ数試合ファインセーブを連発し、ゴールを死守している。
次の水戸戦でも守護神の活躍に期待がかかる。
(GK#1・後藤雅明選手)
「水戸は若い選手が多くて攻守両面においてアグレッシブなチーム。目の前の試合で勝ち点3を取る、それだけを意識してプレーしたい」
そしてもう一人、守備で奮闘するのは8月に群馬から加入したセンターバックの城和隼颯選手。
ここ3試合、スタメンとして出場し体を張った守備で無失点に貢献。前節の熊本戦では、高さを活かしたヘディングを叩き込み加入後初ゴールを飾った。
次の試合でも「無失点に抑えたい」と闘志を燃やしている。
(DF#22・城和隼颯選手)
「群馬にいたので北関東ダービーで水戸と何回も熱い戦いをしてきた。自分の中では負けられないチームの一つ。相手選手に仕事をさせないところにフォーカスを当てて、セットプレーのチャンスで自分のところにボールがくればまた叩き込みたい」
また、攻撃の起点として活躍しているのはボランチの小西雄大選手。
持ち味の鋭いパスに加え、精度の高いクロスが得点につながっていて、ここ2試合で2アシストと山形の攻撃をけん引している。
次節の相手、水戸との対戦成績をみると直近5試合で山形は勝ちなし。
山形にとっては「相性の悪い相手」だが、粘り強い守備と果敢な攻撃で目指すは8連勝!
(MF#8・小西雄大選手)
「水戸は順位とか関係なくいつもやりづらいチームだし苦戦する印象。水戸との相性の悪さというより、自分たちがどう集中して入れるかだと思う。今はそこに集中したい」
アウェイでの水戸との試合は11月3日、午後2時キックオフ。
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