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【衆院選/山形】前職に対し新人3人が挑む・県内最多4人で争う県2区 山形の選択(3) 10/23

衆院選の情勢や候補者の戦いを伝えるシリーズ「山形の選択」。山形2区は県内最多の4人が立候補し、1票を積み上げるための激しい戦いが続いている。

県2区に立候補しているのは、自民・前職の鈴木憲和氏(42)、共産・新人の岩本康嗣氏(59)、れいわ・新人の二藤部冬馬氏(42)、国民・新人の菊池大二郎氏(42)の4人。

(自民・前・鈴木憲和氏)
「自民党が新しく変わっていくその姿をみなさんと一緒にこれから見てみたい。そのための大切な選挙」

石破新内閣で農林水産副大臣に再任された自民党前職の鈴木憲和氏。
公示直前には、総裁選で支援した茂木前幹事長が駆けつけ弾みをつけた。
連立を組む公明党とも連動し、街頭演説や個人演説会を重ねる毎日。「国土強靭化」「農政」「外交安全保障と憲法改正」の3点を力強く訴える。

(自民・前・鈴木憲和氏)
「地元を含めて気候変動への対応は待ったなし。特に最上川の流域治水プロジェクトを今やっているが、まだまだスピード感を持ってやらなくてはいけない。このことは最後までやらせていただきたい」

確かな実績を積み上げたと自負する4期12年。
芽生えた自信と責任を感じさせるが、支援者の前ではこんな一幕も...。

(自民・前・鈴木憲和氏)
「本当にありがたいなと...。自民党は新しくなった。少しずつかもしれないが古さがなくなって新しくなった。みなさんに感じてもらえるように努力したい」

自民党に厳しい視線が注がれる今回の選挙戦。支え続けてくれた分厚い後援組織とともに5期目を目指す。

(共産・新・岩本康嗣氏)
「消費税は10%から5%に下げる。これが最高の物価高対策だ。中小企業を直接支援しての中小企業賃上げ。これも物価対策としては絶対に必要」

衆院選4回目の挑戦となる共産党・新人の岩本康嗣氏。
「消費税の引き下げ」「国による中小企業への直接支援の実施」など、物価高対策が急務だと強く訴える。

(共産・新・岩本康嗣氏)
「アベノミクスでため込みすぎた大企業に応分の税金を払ってもらえば、消費税減税も中小企業への直接支援もできる。財源はある」

選挙戦は街頭演説が中心。選挙区内をくまなく回り、支持拡大を図る。
SNSでの情報発信にも力を入れ、自身への激励や要望が直接寄せられることが過去の選挙戦とは違った刺激になっていると話す。

(共産・新・岩本康嗣氏)
「学生から『学費が高すぎる』『奨学金で借金だ』『卒業とともに300万円の借金だ』と具体的に教えてくれる。すぐ演説にも活かし政策にも活かしたい」

有権者との距離が日に日に近づいている実感があるという今回の選挙戦。
最後まで小さな声を受け止めながら政策を訴え続ける。

(共産・新・岩本康嗣氏)
「街頭演説をしていると人が出て来てくれる。訴えを聞いている。声を聞きながら、対話をしながらの選挙にしたい」

(れいわ・新・二藤部冬馬氏)
「地方自治体は財政難。自民党は裏金まつり。これが失われた30年の正体ではないか。一部の利権者・宗教のための政治から、市民のための政治を取り戻す時」

初めての国政選挙に挑む、れいわ新選組・新人の二藤部冬馬氏。
大石田町議を2期目途中まで務めた経験から、地方の衰退を止めるため、「消費税の廃止」「最低賃金の全国一律1500円の実現」など、国の制度を抜本的に見直す必要があると訴える。

れいわ新選組としても、山形県での本格的な国政選挙は初めて。
街頭演説は商業施設の前など人が集まる場所に特化し、政党色を押し出す。

(れいわ・新・二藤部冬馬氏)
「東北にこそ積極財政。れいわ新選組が先頭に立ちます。失われた30年を取り戻す経済政策、れいわ新選組がやります。山本太郎と二藤部冬馬がやります」

公示前から党勢拡大に努めてきた二藤部氏。
ボランティアの仲間とともに手作り感ある選挙戦を展開している。

(れいわ・新・二藤部冬馬氏)
「いろんな世代の方から『頑張ってください』と応援の言葉を、力をいただいている。さらに手応えを感じられるように戦っていきたい」

(国民・新・菊池大二郎氏)
「私たちが子や孫に残したかった日本の姿はこんなものだったのか。私は怒りに震える。今の世の中おかしい。これまでの世の中の積み上げ方が悪かった。みなさんの方がわかっているはず。だからともに戦ってほしい」

国民民主党・新人の菊池大二郎氏。
村山市議と県議を務め、初めて国政選挙に挑む。
国民民主党と立憲民主党・連合山形の「2党1団体」の統一候補として臨む選挙戦。舟山康江・芳賀道也の両参議院議員ががっちりサポートする。
さらに公示日には、党の榛葉幹事長が駆けつけ、小選挙区での必勝を呼びかけた。

選挙戦では、「消費税・ガソリン税の減税」「社会保険料の負担軽減」「農家の所得向上」など、暮らしを支える政策を訴えている。
「菊池」の名前にちなんだ「聴くチカラ」をキャッチフレーズに、有権者と直接話す時間を大事にしている。

(国民・新・菊池大二郎氏)
「本当の意味で地域の声が伝わって来なかったから、でたらめな政治が目の前で我々を襲っている。魂の叫びを私とともに国に届けようではありませんか」

全力疾走で挑む選挙戦。声を枯らしての訴えが続く。

(国民・新・菊池大二郎氏)
「声が枯れているのも声援に応えている証。自分の声が尽きようとも、大地を踏みしめて体全身で、みなさんとともに選挙を展開したい」





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