【山形】センバツ懸けた大一番・秋の高校野球東北大会 準決勝 山形中央vs聖光学院 10/18
春のセンバツにつながる秋の高校野球東北大会は、18日が準決勝。県第3代表の山形中央が、福島代表の聖光学院と対戦した。勝てば、センバツ出場の期待が高まる大一番だったが、残念ながら1対7で敗れた。
県勢で唯一、ベスト4に勝ち上がり、11年ぶり3度目のセンバツ出場を目指す山形中央。準決勝の相手は、福島第1代表の聖光学院。
山形中央の先発は小坂。初回、ヒットでランナー1人を出すが...。1塁、牽制アウト!結果的に3人で終えるまずまずの立ち上がりを見せる。
先制したのは、聖光学院。3回、2アウト3塁1塁で、聖光学院の3番・4番にライト前に立て続けにタイムリーを打たれ、2点を失う。
続く4回、山形中央は犠牲フライとタイムリーで2点を追加され、さらに2アウト2塁のピンチを招くが...。レフト・菊地の好返球でホームでタッチアウト!追加点を許さない!
そして、0対7で迎えた7回表。この回を無得点で終えるとコールド負けが決まってしまう。追い込まれた山形中央は、2アウト2塁1塁のチャンス。打席には、前の回にピッチャー交代したばかりの6番・奥山。奥山のライト前タイムリーでなんとか1点をもぎ取り、コールド負けを回避。
山形中央はその後も得点のチャンスを作るが、追加点が挙げられず、反撃もここまで。決勝進出はならなかった。ただ、春のセンバツ高校野球の東北地区の一般選考の出場枠は3つ。この秋の大会の成績は選考の重要な指標となるため、山形中央にもまだセンバツに選ばれる可能性は残されている。