修学旅行で10月15日から酒田市を訪れている台湾の中学生が、酒田市の中学校で交流授業を受け、日本の学校で共に学んだ。
授業を受けたのは、台湾の烏日国民中学に通う生徒9人。
生徒たちは観光で地域づくりを行う「酒田DMO」の誘致で、10月15日から教育旅行として市内を訪れていて、17日朝から酒田二中の生徒と一緒に国語・数学などの授業を受けた。
台湾の中学生と酒田二中の生徒は、スマートフォンやタブレットの翻訳機能を使いながらコミュニケーションを取り合っていた。
(烏日国民中学2年・リ・シントンさん)
「今日の授業は難しかったけど、とても考えさせられる勉強だった」
(酒田二中生徒)
「きょうは初めて海外の人と交流できたのでいい体験ができたと思う」
18日、台湾の中学生たちは酒田舞娘の演舞を見たり体験したりするほか、庄内柿の収穫も体験するなどして酒田の歴史・文化を学び、19日に帰国するという。