JR米坂線復活を求めて活動する市民団体が川西町でイベントを開き、全線復旧を呼びかけた。

JR米坂線は2年前の豪雨災害で被災し、長井市の今泉駅と新潟・村上市の坂町駅間で運転見合わせが続いている。12日のイベントは全線復旧を求めて活動する「JR米坂線開業100周年記念事業実行委員会」などが沿線の活性化を目的に、町の産業・環境フェアと共同で開いたもの。会場には約1000人が訪れた。

（JR米坂線開業100周年記念事業実行委員会・江本一男事務局長）
「イベントを通して決して忘れていない。諦めていない。逆にみんなで（米坂線復旧を）望んでいるぞと意思表示をしていくことが大事」

主催した市民団体は、10月20日にも新潟・関川村で地元グループと共同でイベントを開き、米坂線の全線復旧を訴えていく。