9日午後、衆議院が解散した。衆院選は、今月15日公示・27日投開票で行われる見通しだ。今回の衆院選で、どんな点に注目して大切な一票を投じるのか？街で聞いた。

9日夕方、衆議院が解散し、県内も「選挙モード」に入った。
衆院選は2021年10月以来3年ぶりで、公示から投開票までわずか12日間の「超短期決戦」。

（リポート）
「衆議院が解散しいよいよ総選挙。県民はどんなことに注目して一票を投じるのか」

（70代・無職）
「公明正大な選挙であるべき。裏金問題が一番の皆さんの関心事だと思う。それを払拭できるような方がいい」

今回、大きな争点の1つとなる「裏金問題」。県選挙区にはこの問題を抱える議員はいないが、多くの人が税金・年金など「お金」を争点に挙げた。

（20代・看護師）
「所得税が多い。働いていてもそこで持っていかれるので税制を改善してほしい」

（20代・看護師）
「消費税がどんどん上がっていくのが怖い。生活に関わるので、税の負担が軽くなる方向にいってないと思い不安」

年金を受給している世代は…。

（70代・自営業）
「私たちの税金を一生懸命払ってこれからだと思う時に年金も変わってきて。もらえなくてどんどん引かれるだけで」

（80代・無職）
「賃金が上がっても税金も上がる、税金が上がっても賃金が上がらない、みなさん困っていると思う、その辺を考えてもらえたら」

（70代・無職）
「子育て支援もすごく大事なこと。独身者・子どもがいない世代もいま多い、その人たちに何のメリットもない、国からの援助が。取られるだけ取られて何もないと感じる」

今回が人生初の選挙というこちらの男性は…。

（18歳・高校生）
「（衆院選が）いつかもわからなかったので特に何も考えていなかった。若者は（選挙に）行った方が良いと思う」

（70代・自営業）
「庶民の立場に立って一番何が大事なのか、国会の中の机の上じゃなくて、現地に行って何が大切なのか聞く政党を応援したい」

衆院選は、10月15日公示・27日投開票。