山形市の馬見ヶ崎川河川敷では、雨の影響か少ないながらも、秋の風物詩・芋煮会を楽しむグループがいた。
23日の山形市の最高気温は23.5℃。爽やかな風が吹く中、熱々の芋煮をほおばって秋の訪れを感じていた。
(芋煮会の参加者)
「みんなが丹精込めて作ったので、和気あいあいとしながらおいしい。朝起きて雨かなと思ったが何とかもって良かった」
「寒くもないのですごく心地いい。芋煮もおいしい。外でみんなで鍋を囲む、山形に触れられてうれしい」
山形市にある居酒屋の常連客のグループは...。
(女性)
「きのうみんなで飲んでいて、1人が外で芋煮会をやったことがないというので『じゃあやる?』となり、夜9時頃に決まった」
急遽、材料や鍋、薪を持ち寄って昼前には5人が集まった。芋煮会が初めてという男性は昨夜から半日も経たずに仲間が集まる県民の「芋煮愛」に驚いていた。
(愛知県出身の男性)
「まさかやると思っていなかったので。自分の出身地では自然の中で鍋を囲むことはないのでそれもおいしくさせているのかな」
一気に秋めいてきた県内。次の週末も予想最高気温は25℃前後で芋煮会日和となりそうだ。