気象台は23日午前、村山と庄内の大雨警報を注意報に切り替えた。雨は落ち着いたが、県内は地盤が緩んでいる所があり、引き続き土砂災害や河川の増水に注意が必要。
9月19日の降り始めから23日朝までに降った雨の量は、真室川町差首鍋で306.0ミリ、西川町大井沢で298.5ミリ、酒田市大沢と鶴岡市荒沢で280.0ミリ。
県内に出されていた大雨警報や洪水警報は23日午前、全域で注意報に変わった。また土砂災害警戒情報も全て解除されている。市町村による避難指示は村山市の一部地域で続いているが、間もなく解除される見込み。
気象台はこれまでの大雨により地盤が緩んでいる所や増水した河川があるとして、引き続きの注意を呼びかけている。また23日夕方にかけて落雷や突風、ひょうにも注意を呼びかけている。
(9月23日午前11時半時点)