子どもが多くかかる手足口病の患者数が増え続け、9週連続の警報レベルとなっている。
手足口病は、手のひらや足、口の中に水ぶくれのような発疹ができ、発熱を伴うウイルス性の感染症。5歳以下の子どもを中心に夏に流行する。
県衛生研究所によると、9月15日までの1週間に確認された患者数は県全体で312人。前週から48人増えた。
1定点医療機関あたりの患者数は11.14人で、9週連続で警報レベルとなっている。保健所別では村山が15.29人、置賜が14.00人、山形市が10.17人、庄内が7.43人、最上が7.33人と全保健所で警報レベルとなっている。
手足口病はせきやくしゃみなどの飛沫や接触により感染するため、県はタオルの共用を避けることやこまめな手洗いを徹底するよう呼びかけている。