3連休初日の14日、7月の記録的大雨で被災した酒田市で災害ボランティアが活動した。

酒田市内のセンターでは14日朝、県内外から集まった約150人の災害ボランティアが受け付けを済ませ、支援を希望する家に班に分かれて向かった。

このうち酒田市大蕨の床上浸水した住宅では、鶴岡東高校の野球部員10人が床下に溜まった土を取り除く作業を行っていた。生徒たちは持ち前の体力と運動神経を活かし手際よく土をかき出し、予定を大幅に早め午前中に作業を終えたため、午後からは別の住宅にボランティアに向かった。

（鶴岡東野球部・小林優星さん）
「（目のあたりにすると）思った以上にすごくて、本当に苦しい状態が続いていると思った。1日でも早く元の生活に戻ってほしい気持ちで復旧の手伝いに来た」

酒田市では15日と16日も計210人を超える災害ボランティアが活動する予定。