炭火で焼いた山形牛が楽しめる「山形市食肉まつり」が開かれ、訪れた家族連れなどが、最高ランクの牛肉を堪能した。
「山形市食肉まつり」は、山形市で生産された「山形牛」の消費拡大を目的に毎年開催されているもの。
36回目となる今年は、先月上旬に競り落とされたA5ランクの黒毛和牛750食分が用意された。
会場には、事前に申し込みをした家族連れなどが次々と訪れ、カルビやロースなど、ほどよく脂がのった最高ランクの山形牛をおいしそうに頬張っていた。
(参加者は)
「14年連続で来ている。(他の肉に比べて)脂身のさっぱりさが一番おいしいところ。元気なうちは来年も再来年もイベントが続く限り参加したい」
山形牛は、他の国産牛よりも肥育期間が長く、熟成された分、肉の繊維の細かさと脂の風味の良さが特徴だという。
実行委員会では、今後もイベントなどを通して県産食肉のさらなる知名度向上を図っていきたいとしている。